落下傘
0■落下傘
順延された試合は中止になった
競技場に雨の歓声
通風口を響かせた脱力感は
僕らを逆に駆り立てた
世の中のからくりがわかって来ても
試合は八百長ではないと
僕らが出来ることは 本番までは練習
△関心しないな あいつらは木偶の坊さと
想いのパラシューターが そろりふわり
白昼の花火 胸に幾つも上がる
これも縁 きみと僕 犬猿の仲でも
ひとつの宇宙に叫んでゆく △
開運ネコがいてくれた時はきっと
何もかもうまくいってた
予感や気配に便乗したつもりで
ご都合主義で僕らは生きていた
運命からの 連絡表が
なぜか来なくなってから
神通力さえも失せてしまった気がするよ
足手まといさ なさけはこの際無用さ
諦めはまだなじまない そろり ゆるり
白昼の花火 暇つぶしするぐらいなら
真剣に 落ちてゆこう 切磋琢磨して
政治家の汚職なんて余程人間的じゃない
もうそんなふうに 笑いのめしちゃえ
僕たちはへなちょこだけど
△くり返し
「歌詞のようなブログ」
シャンソンランキング
※タップして下さい。