無憂樹
0■無憂樹
無憂樹の枝に
白孔雀たち
寺院は門をあけ
罪びとも迎える
誰もが仏を
宿すというが
この世は地獄の沙汰
鬼たちのしわざか
決めたのも 棄てたのも
おまえだった
泣くのは男さ
無憂樹 無憂樹
名前に あやかりに
インドまで
ナルマダの水で
汚れたからだ 清め
時間を渡ってく
曼陀羅の別天地
見ている世界は
自分を映している
愛をめぐんでくれよ
誰でもいいから
見失い さまよえば
居場所がない
男は悲しい
無憂樹 無憂樹
にわか祈り人
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