気化熱
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■気化熱
排気ガスよりも
薄い色で
ぼくらが話してるあいだ
手にふれられるものを
星と呼んで
嘘くさいから過呼吸になる
一眼レフで撮れない
見えないところにこそ
世界はあって
こうあるべき姿なんかない
在るように在ればいいんじゃね？
RAP
ひとりぼっちの傷あとが
ただきみの手を求めていた
ヒトケモノ
生臭い音させる
痩せた心は
萎(しお)れていた
ふてくされて夏が終わる
サッチモが流れてくる
不在通知にも
ぼくらはあふれかえってる
気がふれて
正気の沙汰じゃないから恋してる
きみの温度を嗅ぎとるため
ぼくは気化する
熱を帯びて
RAP
チャンスは貯金できない
時を稼ごうなんて駄目さ
だからきみとScrew Tonight
やわ肌にキスのマシンガン
排気ガスよりも
薄い色で
ぼくらが話してるあいだ
手にふれられるものを
星と呼んで
嘘くさくいから過呼吸になる
一眼レフで撮れない
見えないところにこそ
世界はあって
成績表など気にしない
自分が点つけて〇ならいいんじゃね？
ぼくは気化する
きみをみつめる
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