さびしいなんて言って誰が聞いてくれるだろう
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■さびしいなんて言って誰が聞いてくれるだろう
さびしいなんて言って誰が聞いてくれるだろう
あのひとも聞いてくれなかった
死にたいなんて言って誰がうなづいてくれるだろう
あのひともうなづいてくれなかった
そのあと決まって電話がある
メールがくる あのひとから
1時間経って気分はどうかと
1時間経たずに
迂闊(うかつ)なことは
言ってはダメだと
聞いてくれた 言ってくれた
天国に行って もう6年
あのひとの
さびしさを今夜わたしが聞こう
飲みたい理由がない時に酒は飲むものだと
一騎討ちみたいにテーブル挟む
角打ちなんて飲み方教わった
酒屋のすみで 戯言はすすむ
帰りのタクシーから
飛行機から 新幹線から
僕は言わないよ 君には言わない
君に言ったとこで君に吹く風
君どこ吹く風 ご名答 一等賞と言おう
都会の雪は
じゃまにされて 可哀想だと言ったひと
真夜中にコンパクトのぞく あのひといるようで
今も半分のさびしさ持ってるの
わかってるよあのひとにもう会えない わかってるのに
泣くでもなく笑うでもなく
本当にさびしい時 いないあのひとに
さびしいと言えないもんだね,,,
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