拍手を。芝居は終わりだ
0■拍手を。芝居は終わりだ
やがて太陽はにじり寄る
ぎりぎりなまでのせめぎあいに
肩を落とす男は 罵声を浴びた
闘牛(うし)を仕留められなかった
勝者と敗者 敵か味方
そんな世界はたいくつさ
男はまっかに死んだのさ
むろん俺は闘牛士でもない
ぶっきらぼう せめてもの
男のプライド
女が聞けば笑うような
ザマないさ かざる花もない
俺は負けたよ 負けた
そんな目で見るなよ
恋心よ お前に 二度と恋するな
愛することの 悩ましさ
それだけならば 幸せなのに
真実はときにうそをつく
男のたわごと ちょっといいだろ
生きてるあいだ 乾かない
この血はインク 俺はそう
ラブ・レター書くがお前に
宛てたものじゃない それでいい
すべてにおいて Ohノー
ウソつきたちのShow
芝居打つには老いちまったぜ
立ち去ろう 馬鹿騒ぎしただけ
好きかきらいか ちがう
お前はどっちでもない
傷ごころよ 恋する相手は 傷だけにしとけ
「歌詞のようなブログ」
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