小夜曲(セレナーデ)
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■小夜曲(セレナーデ)
投げたリップスティックから
曙(あけぼの)がはじまる
おちそうなキモノ・ガウンで
手にしてるロシアン・ティー Ah
もう笑っちゃう 用件だけ
告げて わたしは
電話を切った 狼狽える
隙を あなたに与えなかった
これだけは 譲れない 最後の意地よ
彼女のもとへ行くのなら せめて
私を殺してからにするのね
一番目のよそおいは そう
クロークにロング・ファー
二番目の昼には
スカートにながれた小花模様
あなたのこころ 眠れなくしてる
そんな私の小夜曲(セレナーデ)
このかなしみは 私だけのもの
産み月の女にようこそ
いつの日か 愛せる 涙さえ分かち合い
同じ夢に寄り添えるわ
と、いう夢をみた 今思えば
もう笑っちゃう フランスかぶれの
女は好きじゃない
あなたのことは 奪えない
私 予感してた 終わりを
二度ともう あなたを 想わぬように
今こそ去って 神無月のドアから
わたしの小夜曲(セレナーデ)ロックにして
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