Mean
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■Mean
時計は手錠 はずして
うでのくさりからめたい
こころのペルソナ
投げたふたりの煙草がながれてゆく
青二才と呼ばれて あなたに振り向くたびに
他の男と踊るすがたが
蝶のあざになるよ
大袈裟に そう わらってみせる
くずれてゆく胸の砂丘を 僕は
堰(せ)き止められない
そしてかべの絵はほんのすこしだけまた傾くよ
身を投げる 寝椅子に
ゆたかなあなた
甘い嘆きの檻に 僕は収監される
あなたは看守役さ Quem inferi tremunt
(クェム・インフェリ・トレムント)
男と女の化粧しばい
僕の比じゃない そうさ
あなたの恋の遍歴
さいごから二番目の 想いは
燃え尽きる前きらめく
どこで見失っても
どこですれ違ったとしても
なぜ生まれてきて 愛するのか
僕らはわかる Mean
なぜふたり今ここにいるのか
知らなくても今が僕らにはある
炎という字には
人という字がふたつある
天(そら)まで焦がすだろう
いつかわかりあえたら
本気で泣けるよ
誰の真似でもなく 時の愛人さ
みじかいバカンスは 素顔のMean
男と女の化粧しばい
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