あわれあわれと泣くおんな
0■あわれあわれと泣くおんな
いつからか私 あなたから見えない
片方の頬だけで泣きます
死角になる場所で 気づかれないしぐさで
あなたを想っては泣きます
手折られた花の 物言わぬ ゆうぐれ
誰が知ろう 花の気持ちを
ああ愛(かな)しい愛(かな)しいと言うように
あわれあわれと泣くおんな
思い出はいつも 不親切 綺麗に
忘れさせてくれないと泣きます
庭の草を引く さびしさの余りに
あせたルージュの色が泣きます
しまい忘れた 風鈴が 鳴ってる
言ってくれるな 季節の終わり
ああ流行りの髪型が似合わない
あわれあわれと泣くおんな
「歌詞のようなブログ」
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