月山
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■月山
穢(けが)れなきものたちよ ああ
寄り添うものたちよ
月の書をひらいて見れば
風の音がする
眼差しに綴(つづ)られた
長い足音を聞け
未来からの手紙をたどれ
記されてる 深い禱りと教えたち
人ありて 君という 人ありて
我はいる 君に最後の月山をみる
月山をみる
月山は山にはあらず 山と抱ける
それは我が身に山と
身に降るものよ
かたちあるものだけが語り継がれて
声高きものが時に舞う
分け入れど 踏み込めどまた
遠くなる
それはまた 愛とおなじか
人ありて 君という 人ありて
我はいる 君にいにしえの風を聞く
風を聞いてる
血の中に 記されてる 教えや習い
禱りを継いで護るよ
月と言えば 寂しさにも照らされる
人は人に非ずか
ありて 君という 人ありて
我はいる 我ら月山は 誇らしいかと
燦然(さんぜん)と在るか
「歌詞のようなブログ」
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