Black Puma
0■Black Puma
カムチャツカからの
風が吼える
お前の眉のような細い月
のど輪をおさえて Baby
嚙みつけばいいさ
iLLyな瞳
ふたりが抱く深い流れは
とてもしずかさ
人はただの獣に過ぎない
そいつを思い知らせる
Black Puma お前はしなやかに
脈打つ場所に 牙を剥く 女だね
いくどもスクリュー音
こだましてく
お前が招くあたりは
赤い警告が鳴り響く Honey
潜伏先をふたり
転々とする
ジェルジンスキー広場抜けて
祭壇に散る花をみた
投獄されてもお前は時代(とき)を
愛人にするラ ガッタ ネーラ
Black Puma こけおどしなんか
通用しない 呼吸する 宝石さ
その爪の温度を束の間あずけろ
俺をひきずって いけにえに しろ
軽く俺を駆け抜けろ
人はただの獣に過ぎない
そいつを思い知らせる
Black Puma お前はしなやかに
脈打つ場所に 牙を剥く 女だね
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