ミシシッピ・ミシシッピ
0■ミシシッピ・ミシシッピ
なんて陰気な町
空気銃を撃つような
風の音がする
生きることにさえも
億劫(おっくう)になりそうだよ
目を瞬かせたよ
真実はひとつじゃなかった
静脈と動脈がまじわるような沼を
車のライトで照らした
Oh ミシシッピ ミシシッピ
そのあとふいにくちをつぐんでしまった
君も僕もその時 気づいた
ふたりは湿地帯まで
足を踏み入れていた Oh ミシシッピ
すべてが遠ざかる
何度も取り戻そうとして
かわいた胸
君がスカートの裾に
ポピーを散らしてた日々に
もう戻れはしないよ
取り繕ったふたりの両手
必死で堰(せ)き止めてきた想いが一気にあふれ
胸は無残に 浸水さ
Oh ミシシッピ ミシシッピ
きみとの年月を 1秒たらずで砕けさせた言葉
あいさつぐらいの意味にしか感じなかった
きみとなじりあえもせずに
もう戒めあえもしない Oh ミシシッピ
「歌詞のようなブログ」
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