Sand And Rain
0■Sand And Rain
ひびわれた砂時計に
さびしい裏顔が滑る
あなたも自惚れてれば
愛は乾く無限のひと粒
砂にうずまる部屋に
紫のヒール
哀しみからわかることがある
ふたりの愛はSand And Rain
ひととき降っても
雨はすぐ砂に吸われる
うらみ顔であなたを見る
砂のベッドまたくずれる
ビル街はやけるコンクリート
ゆらめく蜃気楼と知ってて
炎(フラム)は3つ ふたりと
そしてその女(ひと)ね
サマーカシミア 肩にかけ もう許してる
折り返す風紋にSand And Rain
夏を斜めに遮(さえぎ)る 想いは雲の群れ
椅子のスカーフ おちて
Sand And Rain
つめたい指が触れ
サンドレスの肩が落ちる
Sand And Rain...Sand And Rain...
幸せはSand And Rain
普段着 かなしみはそう
正装している
Sand And Rain...Sand And Rain...
もう好きにすれば 本気で怒ったりしない
Bonjour Bonsoir
すべてがあって あなたがいないの
ふたりの愛はSand And Rain
ひととき降っても 雨はすぐ砂に吸われる
私は自分のハンドルにぎる
Sand And Rain...Sand And Rain...
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