ほくそ笑む夜
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■ほくそ笑む夜
そこだけ光あつめるような
口もとだけ微笑みみせる
帽子のかげおとす角度で
涙を上手くかくした女
おまえに いつからか
まとわりつく
そのうつり香
でもこれだけは覚えておけよ
香りは香りで消せないのさ
両の手を噛ませてやるよ
他の男と遊べよ 俺の
革のスーツがめりこむ前で
首から上とへそから下
へそから胸までの男
正面よりも 斜め顔が正直
おきてなどないガラディナー
足りないほうがいい
人生において
野心的でいられる
自己中で自己満な愛を
ジャバジャバ
全身にふりかけて
おまえを酔わせる..
ほくそ笑む夜の
階段をのぼろう
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