シルヴェ―ヌ
0■シルヴェーヌ
シルヴェーヌ 今年もその枝にきたのに
どうしたの さえずりもせずに
さかんにこちらの様子をうかがう
シルヴェーヌ お得意の歌をきかせてよ
あのひとも おまえを待っていた
よく話をしてたでしょ 窓辺の指定席で
からっぽになった椅子に腰かける
あのひとが おまえには
今でも見えるでしょう
シルヴェーヌ 一年ってあっという間よね
変わらずきれいね 羽づくろいする
おしゃれなおまえが羨ましくなる
シルヴェーヌ 鳥のことばで話してたね
あのひととおまえは仲良しだった
わたしは時々やきもちやいてた
働きづくめの人生だった
あのひとは 疲れてる時
おまえの歌を聞くのが 何よりくつろぎだった
シルヴェーヌ おまえとおなじぐらい
世界一聞きたい声だった
あのひとの声
わたしはうでを組むのよ
どの鳥もおなじではないの
さえずりは似てても
シルヴェーヌ
シルヴェーヌ
あのひととおなじひとはひとりもいない
Bienvenu. Je t'attendais,Ma fille, mon enfant
「歌詞のようなブログ」
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