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歌詞のようなブログ(商標登録第6332108)/夏井くわみ

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ぐみ

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■ぐみ髪をながして光を押し込んでミルクいろの午後に花柄スカート泣く君は君のこだまを聞いて僕は僕のこだまに揺れて そしてふたりが残された現実味を帯びるその言葉をけっして言わない僕らの代わりに雨が優しい魚眼レンズに夏は潜んでゆくゆるくなったネジがそこらに散らばるよ互いのうしろめたさをふと耳の裏に隠すそれはそれは岸辺の景色落下速度で浮かびあがるふぞろいなぐみの実がとても不自然に赤いよ こころの味 わからない...

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キックアス

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■キックアス 胸のチェーンひきちぎり無駄骨でももうやるしかない社会の実態 嘆いてもダルダルのタマシイ蹴飛ばせイジケテ隅っこにいても君に○してもらえたらそれが僕のまん中所詮 僕は君の前では ヒキガエルか ドブネズミさ キックアス 雨のカーテンのむこうに太陽を掲げ 世界を押し上げよう昨日までのKOをOKにするのは今日 キックアスでもさっき気づいたんだよ僕らにあるのは音楽なのさグルーヴひとつで変えてみせる変わり映え...

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遅れる時計

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■遅れる時計たとえばこんな時さよならとだけ言えたならどんなに気が楽でしょう愛がこみ上げてくる口をつき頬うずめるのは熱い想いばかりなの時間を決めるのはひとの心よふたりには時計が遅れることは むしろ好都合だったのあなたでしょう私でしょう時計の針がかさなれば終わりにふれあう唯一正確に刻まれるのが わかれならそれはそれでさみしいふたりは違っていたわだからこんなに離れたくないと手を伸ばし抱きしめあった私を一番...

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マラカンダ

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■マラカンダ四角い箱に男をしまい色とりどりに想うけどつゆとも気づかせたりはしないあなたを部屋に招き入れるさあ 夜の刺繍に 手を貸して鋭角的に広がるあなたの吐息が熱いわ慈しむような憐れむまなざしでつつみこむ 不埒な私よ女の庭で男は迷う それが恋なのマラカンダ マラカンダ 手に負えないわ自堕落な炎に 焦がれて 天に舞う 紅マラカンダ極彩色の宝石箱ねまっ逆さまに堕ちる夢誰かに手引きをさせたくなるあなたを好きでも彼...

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落下傘

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■落下傘順延された試合は中止になった競技場に雨の歓声次々くり出す色彩はやがて胸を白く潜ませていった 君はどうなの どうって?別にってそんなふうに 僕たちは 究極的なものから安易なものを選び身を染めてった△急き立てても 届かないまま想いのパラシューターが しみるぜ白昼の花火 胸に幾つも上がる 幸せは存在しなかった 存在するのは思い込みの軌跡この悲しみは僕だけのもの宇宙にめがけ 僕はただ叫んでゆく △ 開運ネコ...

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Rainbow Like Yours

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■Rainbow Like Yours発泡酒の缶 プルタブ引いたらふたりなんか終わったもういいってば言わないでってばそんなやさしさにムカつく理由知り猫も あたしの膝に来てるしコンタクトも外して ぼやけて何も見えない隙にあなた出ていってよふたりの愛はかわいくない子 すぐぶんむくれちゃうしもう殺すって のろけてた頃も そういえばあったね あー欠伸がでるあなたが使った バスタオルがテーブルにきゅんと丸まってて 思わず抱きし...

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泣くよ

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■泣くよ耳のうしろにいくつも折り畳むあなたのささやきを拒絶出来ない わたしは絶望したいのかなぁ押し潰されてしまう胸の嫉妬は美しいですか?さよならを全部並べてもさよならにならない でもこれが本当に最後です諦めて諦めて残ったものがあなたでも うんうん わかってくれるからわたしは泣くよ 泣くよ 泣くよたった一瞬あなたの頭のなか横切れたそれだけでそれはわたしの 一生それだけの価値があるふたりで作った秘密の場所で前...

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施錠

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■施錠御苑前で 降りるところを乗り過ごしたふりであいつは尾いて来たドアの前 抱きすくめられ私の足もとに落ちたコンビニの袋 新月が割れてころがり雑木林に聳(そび)えた都心の夜景愛しさより痩せた体が当たり前にまかり通る心当たりのない夜をため息がまた施錠する虚しさに満たされてこの部屋はもぬけの殻なのに私は私を明け渡そうとはしないの周知の仲 それでもふたりは見ない 聞かない 言わない知らない人と笑ってよごれきっ...

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太陽の食卓

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■太陽の食卓犬も食わぬという喧嘩また早口の応酬何しろ僕らはよく食べるテーブルにひろげる 無理難題引きずり出してお互いこき下ろすリザーブしてよ バトルのひとつ美味しくいただけなきゃフォアグラもキャビアも代用品で作れるけど格別のディナー 味のある 喧嘩が出来る相手は 君だけはやくお皿並べてよ 太陽の食卓下手な料理を待っているくちの回らぬ押し問答ともかく大好物はそう焦げた口調の Iirony こぜりあいをしながら...

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封をした手紙

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■封をした手紙Harbin もしも何事もなければ招待客のあいだを抜けて腕を組んで 歩いたはずの Cabin二人の後ろ姿 雑多なネオンに紛れあれは旧正月 泣きじゃくってた 消えたプロポーズ 長い汽笛響いてたあれから二度と あなたに会わず春節を祝うこともなくひとりでいることにも 馴れてHarbin 月日は波間にただよいまたひとりゆく 船出はさざめき 自由でいて さびしい町を なんとなくうろつけば 傘を忘れた メアリー・ポピンズ私が今...

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