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歌詞のようなブログ(商標登録第6332108)/夏井くわみ「私的オフィシャル」/ FC2

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甘橙(オレンジ)

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■甘橙(オレンジ)谷根千(やねせん)の名前の由来なんか僕は言って 取り敢えず君の話を聞こうとした 甘橙(オレンジ)直射日光に差し出し君は笑ってるつもり 僕には泣いて見えたオレンジ剥けばトパーズ色が舞い上がるさわやかな5月の空の下で 悲しみがふたり分 縁石にしゃがんでいるよ君が泣くから つんと甘橙(オレンジ)色君が指さす 界隈を行き交う青春たちほらあそこ昔のふたりすれ違うようもし私たちが 終わったとしてもよく似てる...

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伴天連おゆう

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■伴天連おゆう霧に巻かれて夜鷹が低空飛行するように僕らのエンジンはただ虚しく響きつづけてるサイドシートでよこむくおゆうの前世は遊女そんなふうに笑ったきりメガロポリスポッと灯る要らないひとなど本当にいるのだろうかひとの数だけじゃまなモノのように見えてきても要らないひとなど本当にいるのだろうかおゆうは昨夜誰かに身ぐるみはがれ泣いてた青いセロファンの川沿いぼんやり歩いていたから僕が拾ってあげたんだよなん...

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Satyricon

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■Satyricon耳に巻きつく 狂った機械音首のないブロンズのトルソー紫の階段で ダンスしつづけるふたりはもうこの世にはいない 誰よりも遠くはぐれて きた愛だけをたよりにここに いるあるじなき あの古びた館には旋律をなくした 音楽が流れるマグノリアは死のにおい そっと 抱きしめるとしずけさが満ちてくる別べつの部屋で 夫妻は倒れてた その手には拳銃がにぎられて死亡推定時刻は 同じだけど検死結果 他殺説がある飼い...

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レストラン日誌

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■レストラン日誌そのためのスーツだし誂(あつら)えたドレスだし一緒に出かけるための食事する時間(とき)用の言葉づかいだったり不意のエスコートだったりふたり目と鼻と舌でどこへでも出かけゆく食べることは大事ひととしての在り方消えてなくなるものに お金も努力もすべて惜しまないご馳走は胃袋を満たす宝石ふたりはエキセントリック旧いコメディを観てすこし街を歩こうお腹が空いてきたらレストランはお出迎えコネクションを...

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熱気球レディ

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■熱気球レディ葉巻の巻き方を覚えて紳士になるわざと粗野に振る舞うのも悪くはないフィッツジェラルドとゼルダいやきみと僕なりの、どれだけわたしを好きにさせてくれるかおてなみ拝見と わらうパッと きみの歯がこぼれてパッと ぼくになにか灯る熱気球レディ 長い髪をなびかせ僕の心を Flying High獲物にすぐは手を出さないそれがおきて他の男もきみを狙うガラディナーで部屋に満ちてくる音楽波紋が光を描く生々流転を地でいくふ...

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Kiss of Death

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■Kiss of Death派手な広告の電飾(ネオン)バイクだましいでいっきに駆け抜ける友だちにひけらかした失恋もいつか生きてるボーナスソーダの炭酸がすきとおるようにぼくのなかを 彼女がいなくなるマンホールの蓋(ふた)でウィップ柱をくぐり ルーラー宙返りすると さかさまになる町Oh Kiss of Deathまだ歯を矯正してたあの頃のままさ風はすり抜ける泥だらけの音をさせあの日の未来と違っていたって最大の防御は 傷を怖れぬことぼく...

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星図鑑

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■星図鑑斜面にたおした自転車車輪をまわせば夜のむこう曇ってよく見えないけどこころはとどく冬のダイヤに図鑑には載ってないよまだそこには生まれてない星ふと黙ったあと二人がキスしたときメガネもキスしたさよならってかんたんすぎて逆に言えないわたしたちは 離れても 照らしあえる星燃え尽きて 塵になっても あなたを想ってる Infinityおとなになることをまだ棄権したい18になるのに永遠と呼べるものは永遠に変わりつづ...

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エボニーの部屋

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■エボニーの部屋夕日が倒れ込む部屋でふたりの影がのびるふたりの饗宴はつづく天井が見下ろしているふたりのかくも長い不在傾いて漂えば沈黙は窓を灯しきざむ頬 沈ませるとびらは閉めるためにもある鍵が多いほど不幸ね宝石いろにつめたくなる用事なくても電話したとりとめなく話した無邪気な日々にはもどれない気づいてゆく記憶があるあなたは悲しむ振りをしてわたしの代わりはいるのねあなたはそっと部屋をでてく肌を突き破る宝石...

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越せぬ部屋

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■越せぬ部屋 くたびれたTシャツたくし上げ殴れよと泣いて息巻いたなにもかもあなたにわかられて僕はただそれがつらかったあなたとくらしたあの部屋ふて寝すれば くもり空もう忘れたよ もう忘れたよしごとでいくら 部屋を越してもこころの どこか 越せぬ部屋あなたは 今も 越せぬ部屋 みょうに年老いてる目をしてた背中にはうらぎりうかべていた夢は過ぎてもなお終わらないと青春がゆえに知らなかったよ好きと言ったらかるくな...

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我ら人生を知らず

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■我ら人生を知らず一升瓶の焼酎を車座のまん中に置くあいつを偲び まわしのみひっかけたって酔えない例えば しまい忘れた風鈴を 秋風に思い出すようにまだ無いものがあるうちは 青春なんだとよ  そうさ生きてることは まぐれよ That's all right だけど我ら人生知らず青春なんて劇薬だ盛られたあまさは毒薬だ着なれないこんな礼服雨に濡れ重い鎧(よろい)さ愚痴にしたら つまらない理屈じゃかわせないもうやるしかないまだ足りぬ...

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