風色(かぜいろ)
0■風色(かぜいろ)
朽葉(くちば)いろした
駐車場で 短く話し
ファスト・コーヒーを
立ち飲みする
理由(わけ)があっても
なくても たぶんそうだね
こうなったふたり
仕方ないさ
どっちが車 乗ってくの
いずれにせよひとり残る
泣くなよきみはズルいぞ
ちょっと抱きしめてやるよ
でも僕らの思い出は もう風色(かぜいろ)さ
もう愛してない
言えば言うほど
まだ愛している
証拠みたいだ
新品のスニーカー
なじまぬけれど
あたらしい日々を
歩いていく
さよならと言えるぐらいに
浅い仲じゃなかったし
また逢おうと言う程に
カッコよくないふたりさ
そうバンド解散するよに僕らは風色(かぜいろ)さ
きみの嫌いなところを
100書いたとしても
99まで行って
最後のひとつで全部ひっくりかえる
「歌詞のようなブログ」
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