歌詞のようなブログ(商標登録第6332108)／夏井くわみ

■いつかおなじ海へ

問いかけても　答えのない
人生はつづいてく
旅ははるか　道はとおく　
いのちの限りに
無駄になる無駄　決してありはしない
いつかは そう　わかる日がくるから
ああ　ひとはひとにかよって
こころから　ひとはひとにそそぎこむ
ああ　どんなひとの　ながれも　たどり着く　
ゆるやかに　いつか　おなじ海へ

赤トンボが　はね休める
故郷（ふるさと）に帰るのは
時の花束(はな)を届けおわる
その日が来たとき
駄目になる駄目　そんなものはないと
あきらめても　あきらめても知るはず
ああ　ひとはひとを愛せる
ささやかな光を運命(さだめ)に灯し
ああ晴れやかなほほえみで
帰り着く　さいごはいつか　おなじ海へ

ああ　ひとはひとにかよって
こころから　ひとはひとにそそぎこむ
ああ　曲がりくねったどろの
水底も澄みわたり　いつかおなじ海へ


　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「歌詞のようなブログ」
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
(美空ひばりさん生誕85周年おめでとうございます。
今年、東京ドームこけら落としコンサートのひばりさんの衣装を手掛けられた森英恵さんがお亡くなりになりました。
個人的なお話で大変恐縮ですが、若い頃、私は森ビルで森さんの働く背中を偶然拝見する機会がございました。
誇りにあふれたとても素敵なお背中でした。
昭和の時代において女性が各界で働き、成功することは今よりずっと大変なことだったと思います。
昭和の方々の訃報がつづきます。世代は変わり、世の中のすがたも変わりますが、夢はひとを動かす原動力だと思います。
この歌詞は作詞家の秋元康さんをはじめ、関係者の皆様のご了解を得ておりませんが、
素人の趣味のブログということでご容赦願えれば幸いです。）