I Hate You も愛の言葉
0■I Hate You も愛の言葉
誰ひとりとしてぼくを愛してくれないから
ぼくはきみを愛してしまった
まわりのみんなを敵にして消去してるうち
きみがひとり残ってしまった
好きでもきらいでもどちらでもないところに
きみはかくれていたから
やっぱり宇宙のかたすみでも えらべるなんて出来なかった
運命なんかに阻まれもせずに
花は嫌いだ 意味を持たせる 咲く約束をして 散るから
強いて言えば きみとぼくは 地味なのに 豪華な花束
孤独を盛りすぎて 頑なに 失う熱を視て
すれ違うために 一瞬が永遠になるよ
嫌いになってきみも全部のひとたちを
そうしたらぼくを失意のまま拾えるさ
代わりがある 距離を保ったまま
斜に構えてる 分別ざかりなのに
死ね！と言ってるみたいに
正しい感情は混乱 気づけばその時わかれよう
手を鳴らす星も味方してくれない
もったいつけて 紛らわしげに 湖面に舞うプリマヴェーラ
発泡酒の 缶をあける きみのその 音で我に返る
八百万の神が 首筋からも ふいにたちのぼるよ
予感や気配で ひとをしあわせになど出来ないと
きみも思い知るべきだ
ぼくはそんなのもうとっくに知っちゃいない
「歌詞のようなブログ」
※タップして下さい。
